長岡京市市民企画講座第2弾
「子育て対処法」
~子育てに役立つ行動療法を覗いてみよう~
市民講座第2回目は、会員も知りたい、子どもへの毎日の声掛けのヒントを学びました。
会員も含め30名近くの参加がありました。
子連れの参加者も多く、会場の一角では子どもの笑い声が絶えないにぎやかな勉強会になりました。
1.アドバイザーの坂根先生からのお話
①応用行動分析
見えている行動についつい目が行き、注意を促すことが多いですよね。その背景にある原因を考え、対処することで子どもの意欲につながるかかわりが出来ることを学びました。
宿題が多すぎるのかな?問題が難しすぎるのかな?それとも気持ちを切り替えられないのかな?
子どもの気持ちをしっかり確認しながら、対処法を考えることがかなえば、
「ふてくされる」→「できる!」
「叱られる」→「褒められる」に変わります。
②非認知スキル
学力では測れないけれど、社会性につながるとても大切なスキル。
「依頼のスキル」を身に着け、「困ったときにはSOSを出せる」、「しっかりとNOが言える」ことが大切。
そのためには自分の気持ちを言葉にして、相手に提案できるようになることが必要とのこと。
親は「ロールモデル」となり、我が子への思いを言葉にして「アイメッセージ」で伝えていきたいと思います。
③オキシトシン
最近とても注目されている愛着・信頼のホルモン。
「スキンシップ」によってと親子の信頼関係を築くことは、子どもの意欲をはぐくみ自立を促すことにつながるということを学びました。
2.グループワーク意見交換
普段の声掛けを共有、理想の声掛けのアイデア出しをしました。
※ほめるチャンスを作ること
※自分で選ぶを作ること→達成感
※アイメッセージ
今日から実行できるたくさんのヒントを学びました。